G管
(G音、記譜のレ)
1番2番を押すと、As管より半音分長くなり、ドは譜面のレなので、ドミソはレ、ファ#、ラ。なので実音でG管になります。

G管は、ロッシーニのオペラ「セビリアの理髪師」でも用いられ、結構オペラで使われる調です。
B管でラの音を、1、2番を使った場合、特に上のラの音は、高音で口を閉めるって行為も手伝い、往々にしてピッチが高くなります。
これは、G管においての第五音にあたり、自然倍音で高くなることに起因します。
逆に、B管の開放でラを取れば、低くなります。それは、B管でのラの音は第三音にあたるので、自然倍音では低くなります。